礼拝

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 学院生活は毎朝の礼拝から始まります。静寂の時を共にする経験を通して特別な信頼感を抱き、自らを律することのできる人格を育んでいます。聖書の言葉や礼拝で語られる言葉を通して「愛神愛隣」の精神を学び、身につけてゆきます。

2021年度 年間標語

 人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。
 マタイ 7:12

 学院永久標語である「愛神愛隣」の「愛隣」の基になる聖句は「隣人を自分のように愛しなさい」(マタイ22:39)です。それを別の言葉で言い換えたものが、今年度の学院標語です。つまり隣人愛とは「人にしてもらいたいと思うことを人にすること」だと主イエスは説明されているのです。

 類似的教訓は古今東西にも散見され、「黄金律」(Golden Rule)と称されています。ただし「人にしてほしくないことは人にするな」といった類例のほうが多いようです。例えば、孔子が論語で「己の欲せざるところは、人に施すことなかれ」と諭しているのはよく知られています。古代ユダヤ人の宗教的文書(キリスト教の「旧約聖書続編」)にも「自分が嫌なことは、ほかの誰にもしてはならない。」(トビト記4:15)とあり、他宗教の経典にも記されています。

 「人にしてもらいたいことを人にせよ」と「人にしてほしくないことは人にするな」は、一見すると同じ内様にも思えますが、前者のほうが積極的に人と関わって援助しようとする姿勢が伝わってきます。後者は処世術として効果的かもしれませんが、人との関係を構築する力にはなりません。

 「人にしてもらいたいこと」は主観的であるがゆえに、自分の行動がお節介になるのではないかと恐れることもあります。けれども相手と立場を入れ替えてみて自分がそれを望むと思うのならためらわず行動してみるべきだと思います。大切なのは実際に「すること」でしょう。そこに行為の大小は問われていないのです。主イエスの「何でもしなさい」という言葉が後押ししてくれています。たとえ小さな行為であったとしても、それを受ける相手にとっては大きな喜びや慰めになることがあるのです。勇気をもって聖句の実践に励みたいと存じます。

学院チャプレン 中野 敬一

 
【2021年度 1学期暗誦聖句】
4月 人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。
(マタイによる福音書7章12節)
人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。
(マタイによる福音書7章12節)
喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。
(ローマの信徒への手紙12章15節)
主を喜び祝うことこそ、あなたたちの力の源である。
(ネヘミヤ8:10)
あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。
(マタイによる福音書5章16節)
5月 主が御顔をあなたに向けて あなたに平安を賜るように。
(民数記6:26)
親切な言葉は蜜の滴り。魂に甘く、骨を癒す。
(箴言16:24)
「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、
あなたの神である主を愛しなさい。』
これが最も重要な第一の掟である。
第二も、これと同じように重要である。
『隣人を自分のように愛しなさい。』」
(マタイによる福音書22:37-39)
悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい。
(ローマの信徒への手紙12章21節)
6月 心を尽くしてわたしを求めるなら、わたしに出会えるであろう、と主は言われる。
(エレミヤ29:13-14)
わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。
(ヨハネの手紙Ⅰ 4章16節a)
主は御名にふさわしくわたしを正しい道に導かれる。
(詩編23:3)
神を愛する人は、兄弟をも愛すべきです。これが、神から受けた掟です。
(ヨハネの手紙Ⅰ 4章21節)
主を畏れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは分別の初め。
(箴言9:10)
7月 兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。
(ローマの信徒への手紙12章10節)
人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。
(マタイによる福音書7章12節)

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【2021年度 2学期暗誦聖句】
8月 人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。
(マタイによる福音書7章12節)
9月 主よ、平和をわたしたちにお授けください。
わたしたちのすべての業を成し遂げてくださるのはあなたです。
(イザヤ26:12)
あなたは、命に至る道をわたしに示し、御前にいるわたしを喜びで満たしてくださる。
(使徒言行録2章28節)
涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる。
(詩編126:5)
施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。
(マタイによる福音書6章3節)
10月 主をたたえよ、日々、わたしたちを担い。救われる神を。
(詩編68:20)
愛には恐れがない。完全な愛は恐れを締め出します。
(ヨハネの手紙Ⅰ 4章18節)
主なる神よ、あなたは神、あなたの御言葉は真実です。
(サムエル記下7:28)
希望をもって喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい。
(ローマの信徒への手紙12章12節)
天は神の栄光を物語り 大空は御手の業を示す。
(詩編19:2)
11月 初めから聞いていたことを、心にとどめなさい。
(ヨハネの手紙Ⅰ 2章24節)
人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。
(マタイによる福音書7章12節)
施すべき相手に善行を拒むな。あなたの手にその力があるなら。
(箴言3:27)
神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。
(ヨハネの手紙Ⅰ 4章16節b)
12月 闇の中を歩む民は、大いなる光を見、死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。
(イザヤ書9:1)
わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。
(ルカによる福音書1:46-47)
神はその独り子をお与えになったほどに、世を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。
(ヨハネによる福音書3:16)
人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。
(マタイによる福音書7章12節)

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【2021年度 3学期暗誦聖句】
1月 人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。
(マタイによる福音書7章12節)
確かに未来はある。あなたの希望が断たれることはない。
(箴言23:18)
神の言葉を守るなら、まことにその人の内には神の愛が実現しています。
(ヨハネの手紙Ⅰ 2章5節)
明日のために自分自身を聖別しなさい。
(民数記11:18)
2月 だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。
(マタイによる福音書5章39節)
慈しみとまことがあなたを離れないようにせよ(箴言3:3)
求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。
門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。
(マタイによる福音書7章7節)
わたしの魂はあなたに従い、あなたは右の御手でわたしを支えてくださいます。
(詩63:9)(英文聖書では8節となっています)
何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。(マタイによる福音書6章33節)
3月 神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。
苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。
(詩編46:2)(英文聖書と新共同訳聖書で節が異なる箇所です。)
人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。
(マタイによる福音書7章12節)

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