礼拝

礼拝

礼拝

 1年間をとおして毎週、新約聖書、旧約聖書の言葉を一つずつ暗誦します。最初はとまどうことも多く、分からないかもしれません。けれども今、自分はこんな問題にぶつかり大きな苦しみに直面している、あの聖書の言葉は今自分の苦しみにとって、どういう言葉をもつのだろうかと、きっと考えるにちがいありません。

2009年度 年間標語

    あなたの御言葉は、私の道の光
    わたしの歩みを照らす灯。
                        -詩編 119編105節-

学院チャプレン 飯 謙

 この聖句では「光」と「灯」、そして「道」と「歩み」という、よく似た言葉が繰り返されています。原文のヘブル語ではその語順が逆で、最初が「歩みを照らす灯」、二行目が「わたしの道の光」となっています。類義語表現ということで、入れ替えたのでしょうか。ではこれらにはどのような違いがあるでしょうか。

 「灯」は日頃から目にするランプのことです。街灯を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。「歩み」には「足」にあたる単語が使われています。わたしたちの日常的な「いっぽ」や「ひとあし」を指します。そして「光」は、創世記1章3節によれば、初めに神の呼びかけに応答して世に招き出されたものでした。ここで細かな説明はできませんが、「灯」が具体的な発光体を意味するのに対して、「光」は闇(絶望)の中に静かに「浸透し」(P.ティリッヒ)、それと混ざり合って、世界に生命と希望をしみわたらせる、不可視的なものでした。「道」は原語では、大通りというよりも、未舗装の道なき道ではあるが、進まねばならない道をイメージさせます。

 そう読みますと、この聖句では、足下の直近の問題と、より大きな文脈で、たとえ困難な中にあっても切り拓くべき人生の課題とが取り上げられていることに気づかされます。この詩編は、どちらも大切だと語っているのです。双方を把握するとき、人のふさわしい在り方を知ることができるというのです。双方の貴さを学ぶというところに、この聖句の祈りがあります。

 わたしたちは、目にきらびやかに映るものや、手っ取り早く成果が上がるものだけに関心を向けることが多いかもしれません。この聖句にはそのことへの戒めも含まれています。そのために、まず「御言葉」に聴き入る者でありたく思います。

ページのトップへ戻る

 
【2009年度 1学期暗誦聖句】
4月 あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。
(詩編119:105)
ひとりよりもふたりが良い。共に労苦すれば、その報いは良い。
(コヘレトの言葉4:9)
鉄は鉄をもって研磨する。人はその友によって研磨される。
(箴言27:17)
平和を実現する人々は幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる。
(マタイ5:9)
5月 青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。
(コヘレト12:1)
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。
(詩編119:105)
心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くしてあなたの神である主を愛しなさい。
これが最も重要な第一の掟である。
第二もこれと同じように重要である。
隣人を自分のように愛しなさい。
(マタイ22:37-39)
愛を身に着けなさい。愛はすべてを完成させるきずなです。
(コロサイ3:14)
6月 何を守るよりも、自分の心を守れ。そこに命の源がある。
(箴言4:23)
信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。
その中でもっとも大いなるものは、愛である。
(コリントの信徒への手紙(一)13:13)
信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。
(ヘブライ11:1)
主を畏れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは分別の初め。
(箴言9:10)
7月 あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。
(ヨハネ8:32)
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。
(詩編119:105)

ページのトップへ戻る

 
【2009年度 2学期暗誦聖句】
9月 あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。
(詩編119:105)
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。
これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。
(Ⅰテサロニケ5:16-18)
心に植え付けられた御言葉を受け入れなさい。
(ヤコブ1:21)
怠らず励み、霊に燃えて、主に仕えなさい。
希望をもって喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい。
(ローマ12:11-12)
10月 喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。
(ローマ12:15)
心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くしてあなたの神である主を愛しなさい。
これが最も重要な第一の掟である。
第二もこれと同じように重要である。
隣人を自分のように愛しなさい。
(マタイ22:37-39)
神は真実な方です。
あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、
試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。
(Ⅰコリント10:13)
信仰を持って生きているかどうか自分を反省し、自分を吟味しなさい。
(Ⅱコリント13:5)
11月 いつも塩で味付けされた快い言葉で語りなさい。
そうすれば、一人一人にどう答えるべきかが分かるでしょう。
(コロサイ3:6)
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。
(詩編119:105)
主は倒れようとする人をひとりひとり支え、うずくまっている人を起こしてくださいます。
(詩編145:14)
主よ、平和をわたしたちにお授けください。
わたしたちのすべての業を成し遂げてくださるのはあなたです。
(イザヤ26:12)
12月 わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。
(ルカ1:47)
神は、独り子を世にお遣わしになりました。
その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。
(Ⅰヨハネ4章)
神はその独り子をお与えになったほどに、世を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。
(ヨハネ3:16)

ページのトップへ戻る

 
【2009年度 3学期暗誦聖句】
1月 あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。
(詩編119:105)
「今日」という日のうちに日々励まし合いなさい。
わたしたちは、最初の確信を最後までしっかりと持ち続けるなら、
キリストに連なる者となるのです。
(ヘブライ3:13)
求めなさい。そうすれば、与えられる。
探しなさい。そうすれば、見つかる。
門を叩きなさい。そうすれば開かれる。
(マタイ7:7-8)
2月 語る者は、神の言葉を語るにふさわしく語りなさい。
奉仕をする人は、神がお与えになった力に応じて奉仕しなさい。
(Ⅰペトロ4:11)
主の前にへりくだりなさい。そうすれば、主があなたがたを高めてくださいます。
(ヤコブ4:10)
主は人の一歩一歩を定め、御旨にかなう道を備えてくださる。
(詩編37:23)
わたしたちは知っているのです、
苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。
希望はわたしたちを欺くことがありません。
(ローマ5:3-5)
3月 わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。
見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。
(Ⅱコリント4:18)
互いに重荷を担いなさい。そのようにしてこそ、キリストの律法を全うすることになるのです。
(ガラテヤ6:2)
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。
(詩編119:105)

ページのトップへ戻る