礼拝

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 学院生活は毎朝の礼拝から始まります。静寂の時を共にする経験を通して特別な信頼感を抱き、自らを律することのできる人格を育んでいます。聖書の言葉や礼拝で語られる言葉を通して「愛神愛隣」の精神を学び、身につけてゆきます。

2018年度 年間標語

 おのおの善を行って隣人を喜ばせ、互いの向上に努めるべきです。
 ローマの信徒への手紙15:2

紀元1世紀のローマの教会には、信仰の「強い者」と「弱い者」が存在したとあります。信仰の強弱は信仰歴や経験値の差を指すのではありません。教会のなかには、ある種の慣習を容易に捨て去ることができない「弱い者」がいたのです。強い者は、弱い者の考えに理解を示そうとはせず、両者には対立が生じました。

そのような状況下で、この言葉がパウロによって語られました。まず15章1節で「強い者は、強くない者の弱さを担うべきであり、自分の満足を求めるべきではありません」と諭し、強い者は弱い者を切り捨てるのではなく、その弱さを自分のものとして引き受けることを勧めています。「強い」からこそ「弱さ」を担うこと、つまり、自分の益に終始するのではなく、相手の益について考えることをパウロは主張します。この文脈において、自分の満足を求めるべきではなく(直訳:「自身を喜ばせないようにし」)、隣人を喜ばせるように、と展開していくのです。

パウロのこの言葉は、自己本位に生きる者への警告でもあります。ただし、自己の喜びを抑制して隣人を喜ばせることだけが要求されているのではなく、留意すべきは、「互いの向上」という言葉です。喜ばせる側と喜ぶ側の両者にとっての向上が重要となります。与える喜びを知った者には、隣人へのさらなる奉仕が期待され、与えられる喜びを知った者には、自らが隣人愛の担い手へと導かれていくことが期待されているのです。

また、「向上」の原語には「建てる」「家造りする」の意味もあります。互いに協力して作業を進めることで、やがて完成する建物の姿は、我々の目標のイメージです。今年度も「愛神愛隣」を実践していくために、この聖句を心に留めて、愛のわざの積み重ねを継続してゆきたいと願います。

学院チャプレン 中野 敬一

 
【2018年度 1学期暗誦聖句】
4月 「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』これが最も重要な第一の掟である。 第二も、これと同じように重要である。
『隣人を自分のように愛しなさい。』」
(マタイ22:37-39)
おのおの善を行って隣人を喜ばせ、互いの向上に努めるべきです。
ローマ15:2
何を守るよりも、自分の心を守れ。そこに命の源がある。
箴言4:23
あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。
(ヨハネ8:32)
おのおの善を行って隣人を喜ばせ、互いの向上に努めるべきです。
ローマ15:2
5月 戒めは灯、教えは光、懲らしめや諭しは命の道。
箴言6:23
何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。
(フィリピの信徒への手紙4:6)
「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』これが最も重要な第一の掟である。 第二も、これと同じように重要である。
『隣人を自分のように愛しなさい。』」
(マタイ22:37-39)
明日のために自分自身を聖別しなさい。
民数記11:18
6月 わたしたちは知っているのです、
苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。
(ローマ5:3-4)
恵みの業をもたらす種を蒔け
愛の実りを刈り入れよ。
ホセア10:12
あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。
(Ⅰコリントの信徒への手紙12:27)
慈しみとまことがあなたを離れないようにせよ。
箴言3:3
7月 赦しなさい。そうすれば、あなたがたも赦される。
与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる。
(ルカ6:37-38)
おのおの善を行って隣人を喜ばせ、互いの向上に努めるべきです。
ローマ15:2

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【2018年度 2学期暗誦聖句】
9月 おのおの善を行って隣人を喜ばせ、互いの向上に努めるべきです。
ローマ15:2
怠らず励み、霊に燃えて、主に仕えなさい。
(ローマ12:11)
主よ、朝ごとに、わたしの声を聞いてください。
詩編5:4
(新共同訳聖書と英文聖書で節の異なる箇所です)
愛の実践を伴う信仰こそ大切です。
(ガラテヤの信徒への手紙5:6)
10月 おのおの善を行って隣人を喜ばせ、互いの向上に努めるべきです。
ローマ15:2
「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』これが最も重要な第一の掟である。 第二も、これと同じように重要である。
『隣人を自分のように愛しなさい。』」
(マタイ22:37-39)
青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。
コヘレトの言葉12:1
目を覚まして感謝を込め、ひたすら祈りなさい。
(コロサイ4:2)
求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。
門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。
(マタイ7:7)
11月 ひとりよりもふたりが良い。共に労苦すれば、その報いは良い。
コヘレトの言葉4:9
希望は私たちを欺くことがありません。
(ローマの信徒への手紙5:5)
あなたがどこに行ってもあなたの神、主は共にいる。
ヨシュア1:9
愛には恐れがない。完全な愛は恐れを締め出します。
(Ⅰヨハネ4:18)
12月 闇の中を歩む民は、大いなる光を見
死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。
イザヤ9:1
(新共同訳聖書と英文聖書で節の異なる箇所です)
わたしの魂は主をあがめ、 わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。
(ルカ1:46-47)
神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。
(ヨハネ3:16)

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【2018年度 3学期暗誦聖句】
1月 おのおの善を行って隣人を喜ばせ、互いの向上に努めるべきです。
ローマ15:2
今日までしてきたように、ただあなたたちの神、主を固く信頼せよ。
ヨシュア23:8
わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。
見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。
(コリントⅡ4:18)
「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』これが最も重要な第一の掟である。 第二も、これと同じように重要である。
『隣人を自分のように愛しなさい。』」
(マタイ22:37-39)
2月 信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。
その中で最も大いなるものは、愛である。
コリントの信徒への手紙Ⅰ13:13
あなたが呼べば主は答え
あなたが叫べば「わたしはここにいる」と言われる。
イザヤ58:9
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。
これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。
テサロニケの信徒への手紙Ⅰ5:16-18
あなたは、人が自分の子を訓練するように、
あなたの神、主があなたを訓練されることを心に留めなさい。
申命記8:5
3月 あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。
(ヨハネ15章16節)
主に自らをゆだねよ。主はあなたの心の願いをかなえてくださる。
詩編37:4
おのおの善を行って隣人を喜ばせ、互いの向上に努めるべきです。
ローマ15:2

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